スキルをつける前にまずつけるべき必要なスキル

基礎知識編

あなたは人生変えたいですか?簡単にお金が稼げる方法知りたくないですか?

よく聞くフレーズですよね。SNSでも広告でよく出てきますし、書店に行けばそういう本は沢山あります。実際買ったことのある方も多いのではないでしょうか?(私は買ったことあります笑)

結局一年前の自分となんか変わってますか?ほとんどの方がこんなことで人生なんて変わりませんし、お金持ちにもなれません。

ここでお話しするスキルをつける前にまずつけるべき必要なスキルとは『習慣』です。

そして、これが一番の敵です。これが変わらないと、正しい習慣を身につけないと何も変わりません。成功者は習慣があるっていうじゃないですか、ルーティンがあるって。

でもルーティンをルーティンしないってことも大事なんです。どうゆうこと?ってなりますよね。今回はこのことについて詳しく説明していきましょう。

■まず習慣を変えましょう

74%何の数字かわかりますか?人間は1度覚えたものは1時間後には56%、24時間後には74%忘れてしまうんです。これを「エビングハウスの忘却曲線」と言います。

心理学者エビングハウスによれば人間は時間に比例して物事を忘れていく、しかし何度も復習すれば記憶が定着することが実験でわかっているんです。だからこそしっかりと継続的に行うことが出来るということが重要なんです。

普段買う物すらも変えられなければ、人生なんて変わらない

皆さん人生変えたいとか言いますけど、はっきり言います!人生なんて変わりません。当たり前です。人生を変えるんじゃなくて、まずは習慣、今日からの1日1日を変えていかなくてはいけない。

だいたいの方は、何かやりたいと思うと大きくやりがちなんです。いきなり大企業の真似事をしても大企業には勝てませんし、起業も何でもスモールスタートが鉄則です。

楽天だってインターネットショッピングモール『楽天市場』を開設した時は従業員6人、サーバー1台、掲載店舗13店舗でスタートして今では銀行、トラベル、ラクマ、携帯、保険など他にも沢山ありますが、何でもやるようになってるんです。そうやってスモールスタートしてちょっとずつ変わっていき、大きな企業になってるんです。

だから小ちゃいことから変えなければ、大きなことは変わりません。そこで重要なのが『習慣』なんです。

まず皆さん自分の習慣が作られていることを把握していますか?朝を来て携帯見て、歯を磨いて、顔を洗って、そうやって習慣が作られているんですよね私たちには。

まず大カテゴリーに大体1時間ぐらいを目安に時間を取られているもののアクションプランを書いてみましょう。そこから例えば通勤〜仕事の間の時間をブレイクダウンしてみてください。

結構気付かないことに気づいてきます。人は結構細かいところでも同じ行動して、同じ物を買い、昨日と同じようなことを自然としているんです。昨日と同じことをやってれば昨日みたいな今日の結果が出るわけです。ここを変えていかないと明日も明後日も来月も1年後も変わらないんですよ。当たり前のことですよね。 

だからまず小ちゃいことから変えていきましょう。上の図のように小ちゃいことから変えましょう。何でもいいんです。まずは何かしら変えないと、小さいことから変えないと大きなものは変えられませんよ!って話なんです。

ちょっとちょっとの変化が段々と大きくなり、大きく変化してくるものなんです。仕事も何でもそうですが、同じことを繰り返し変化もなく同じこと繰り返していくと、結局それは作業になってしまって、明日も明後日も一年後も何も変わらないんです。

だからこそ習慣は変えなくてはいけないし、改善しながら継続しなければ意味がないのと一緒なんだとしっかりと認識して今すぐに実践してみてください。

『The future is now =今が未来』なんです。明日ヤローはバカヤローなんですよ。

■習慣を打ち壊す為にやること

①自分の外部要所を変える。自分領域以外の人と会う

ちょっと学生の頃を思い出してみてください。悪そうな人は悪そうな人で集まって、静かな人は静かな人で集まって、そうやって自分と似たような人で集まる習性があるんですよ。波長が合うとか言ってね。

人間って群れないって言いますが、群れなんです。群れるんですよ。絶対に。

美容室で言ったらスタイリストはスタイリストで、アシスタントはアシスタントで、会社で言ったら部署ごと飲みにいく。だから成長がないんです。転職しても自分のスキルに合わせて同じよな職種の仕事を探している人が多いんです。

そういうことをやっていると自分の領域が広くならないんです。自己コミュニティが自分の領域の中だけで終わってしまっているから。そうじゃなくて自己コミュニティを自分の領域の外に持たなければ自分の領域は広くならないんです。色んな所にコミュニティを作っていきましょう。これが一番重要なんですが、これができない人が多いです。

なんでかというと、私たちは義務教育で9年間、大学、大学院を入れれば+7年間、同じ年齢、制服、教育、地域、学力、校則の中でずっと生活してきているんです。

これが習慣化されてしまっていて、視野が狭くなるレールの中で生活してきているんです。でも実際に歳をとっても若々しい人はいますよね。そういう人は若い子と係る機会が多いんです。

自分と同じような人と居てはいけないとまでは言いませんが、変えて行かないと自分の領域から出た分が広がり。自分の領域の中にいては広がりませんよっていう話なんです。

私の場合は同業の方とは全くコミュニティを作りません。情報交換とか近況報告とか正直どうでいいです。小ちゃく纏まるだけなんで。

それだったら会計士さん、社労士さんと月に一回2時間3時間と話している方がよっぽど知識も視野も広がりますし、何だったら美容室に来ていただいている幅広い年齢層のお客様とお話ししている方がよっぽど勉強になることが多いですし、今のリアルな情報がリアルタイムで手に入るんです。

これは他業種の方には申し訳ないですが、美容室という場所は『情報のターミナルであり地域コミュニティを作る上ではもっとも最適な場』だと思います。

まずは様々な人と会い、話すこと=情報に触れられるということになります。だから自分の領域以外の人と接する機会を作ることが最重要になるんです。そうすると自分の領域以外の知識が得られるです。

次に知識と行動はかけ算の法則なんです。知識が100貯めても行動が0なら0なんです。知識が0で行動が100でも0なんです。じゃあ知識が100で行動も100なら10000何ですよ。わかりますかね?

『知識✖️行動=多様な選択肢』になるんです。

同じ職種で会っていても可能性って生まれないんですよ。例えば、営業ができる人とアプリが作れるエンジニアでアプリ会社も作れますし、マーケティングができる人と職人気質なもの作りの人でもECストアを作れますよね。アクションができる環境が整うでですよね。その時に初めて何かしらの可能性というものが生まれるわけですよ。

私たちの脳って洗脳されているんです。自分はこうだからこうだ!っていう自分は何々だ!って決めつけているんですけども、自分はこうかもしれない、「かもしれない思考」が全くもってない。

そのかもしれない思考がどこから生まれるかというと、違う人たちとの話し方だったり考え方から、この人がこうなら自分はこうかもしれない。かもしれない思考が生まれるわけなんです。これをまず人と会わないとできないのでまず会ってください。

こうするとやりたいことが見えてきます。やりたいことが見えてくるんだけども、それでやれるかといえば、やれないです。行動で環境が整うとやってみようになるんですよ。やってみようにならないとやれるようににならないんです。

やりたい→やってみよう→やれる で実際に色んな選択が見えてくるんです。順序が大事なんです。スキルがない人って目が見えて無いんです。自分のやりたいことすらもやれそうだなってことがないんですよ。だからやりたいこともないって話なんですよ。

だからまずはスキルをつけましょう。スキルをつけることが目が見えてこれやれそうだなに変わるんですよ。『やれそうだ→やりたい→やってみよう→やった』 この順序が一番大事なんです。

■コミュニティ

多様性なきところに成功なし』という話なんですけども、これは海外の私立エリート大学と日本の大学の圧倒的違いなんです。

ハーバード大学って聞いたことありますよね。じゃあ東京大学とどっちが学力が高いの?って聞かれたら大体同じくらいだそうです。でもハーバード大学などのエリート校出身の人は凄い実業家が多いのでしょうか?ビル・ゲイツだったりマーク・ザッカーバーグなどは有名ですよね。何が違うのか、『多様性=ダイバーシティ』です。

東京大学は学力が高くないと入れないですが、アメリカに限らずいくつもの国の私立エリート校は、アファーマティブアクションという形で社会に貢献しているため、学力だけで選別する”フェア”な入試はそもそも期待されていない。

簡単に説明すると、ここでいうアファーマティブアクションとは、お金はあるけど学力はそこそこな学生(の親)からたっぷりと寄付金を巻き上げ、才能は抜群だけどお金がない(もしくは差別によりチャンスがない)学生を奨学金の形でサポートする、素敵な相互扶助システムで出来上がっているんです。こうやって自分の領域外のもの同士が組み合わさることで多様性が生まれるわけなんです。

[お金はあるけど学力はそこそこな学生✖️才能は抜群だけどお金がない学生=学内企業が生まれる]

学内企業といえばFacebookですよね。才能あるプログラマーのマーク・ザッカーバーグと同級生でルームメイトの親が実業家で輸出、衣料、運送、不動産を手がけているセレブで自身でも起業して投資しているエドゥアルド・サベリンで創業したのが有名です。映画にもなっているので詳しく知りたい方は『The Social Network』を見てください。苦悩も描かれていて面白いです。本で読みたい方は『facebook 世界最大のSNSでビル・ゲイツに迫る男』を読んで見てください。これはまさに多様性がある起業の話ですが、拡大の時も同じです。

グーグルもスタンフォード大学に在籍していたエンジニアのラリー・ペイジとセルゲイ・プリンで1998年に創業しましたが、本当に事業拡大成功したのは2001年にマーケティングのできるエリック・シュミットが最高経営責任者に着任してからだと言われています。

■まとめ

結局1人じゃできないんですよ。多様性があるから大きい事もできますし、拡大もできるわけです。『多様性=ダイバーシティ』が一番重要ですよ。って話なんです。だからまず習慣を変えていきましょう。そして継続的にやっていくには、まず自分のスケジュールをブレイクダウンして22日続けてみてください。人間22日の法則っていうのがあるんですが、最初のうちはめんどくさいなーとか思うのですが、22日続けると意外と習慣化されるものなので、スキルをつける為には必要なスキルになりますのでやってみてください。

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