■来るべき未来を知って自己投資の大切さを知りましょう。
まず最初に、質問です。
起業して成功するのは3%と言われていますが、会社員で居続けるのとはどちらが難しいか知っていますか?本当に大企業に入社して正社員で雇用されて安泰と言えるのでしょうか?昔から、親御さんに大きい会社に行きなさい。正社員で働きなさいなど言われてきたと思います。ですが実際はどうでしょうか?
現実、現在は会社員でいる方が難しいと言われています。
何で?と思うでしょうが、まずは今後、世の中がどうなって行くかを知って、今のままではいけない理由を理解しましょう。
①現在の現状を把握しましょう。
・高齢者雇用安定法で企業は70歳までの就業機会の確保を努力義務をしなさいと定められていますが、ほぼ全ての企業でこれは現実的にスキルのない人の雇用は無理です。
・老後に3000万円必要という試算が政府からされています。全員が貯金できるかといえば、これも無理です。
・終身雇用制度は成り立たない。これは実際に経団連の会長いうならば経済界のトップも終身雇用は無理だと言っていますし、トヨタ自動車の社長も終身雇用は無理。スキルのない人はクビだと言っています。
・会社員の平均年収は436万円。30年間上っていないという事実。
・一流企業でも吹き荒れるリストラ時代。コロナ禍以前からの産業構造転換に対応するための動きに加え、コロナ禍での経営難に陥る企業のリストラも加わって加速傾向。
どうでしょう?これで本当に安泰ですか?今一度自分に問いただしてみてください。安泰じゃないですよね。こんなの時代なんです。
こんな中であなたは将来、結婚して育児をし、車を買い、家を買って、親の介護をして老後に3000万円貯金できるでしょうか?正直かなり難しい。いやはっきり言って無理です。怖いですよね・・・。でも現実これ以外にも要因はいっぱい有るんです。現実から目を背けずしっかりと把握し理解を深めましょう。
②高齢化社会
皆さん耳にタコができる程、聞いたことがあるワードですよね『高齢化社会』ですが実際にどうなるのかは、何となく把握している方も多いと思いますので簡単に2つに分けて説明していきます。
*高齢化による若者の負担の増加
・1962年 1人の高齢者を6人で支えていた時代。全然余裕ですよね。
・2012年 1人の高齢者を3人で支える時代。ちょっとキツくなってきましたね。
・2025年 俗にいう『2025年問題』 超高齢化社会になると言われており所謂「団塊の世代」800万人全員が75歳以上になり4分の1が後期高齢者になると見込まれており、医療費・介護費・年金を合わせた保険料率は31%に増えると見込まれています。
・2050年 ついに1人の高齢者を1人(正確には1.2人)で支えないといけない時代がきます。簡単にいうと給料の半分を税金で持っていかれるということです。これは誰が負担しなければいけないのか・・・・。今の10代、20代、30代のこれからの若者世代が負担しなければなりません。そういう時代が現状から逆算するときます。
②消費の減少
シニア世帯の1ヶ月の平均消費額は20万円といわれています。決して多くないんです。シニア世代は車も家も買いませんし、ほとんど大きい買い物はしなくなります。買うといえばちょと良いお惣菜や日常的に使うも、後は趣味に使うくらいで消費は高くない傾向にあります。それは企業からすると「消費が減少→マーケットがなくなる→ビジネスチャンスが無くなる→儲からなくなる」というマインドになります。
じゃあ企業は利益を出すためにどうするか・・・簡単です。固定費を下げます。ここでいう固定費は人件費です。但し売上を上げるには人数も必要です。そこで救世主を使います。
■救世主とは!?
日本の救世主と呼ばれている存在を知っていますか?
外国人です。
日本人は、労働基準法にしっかり守られ給料が高く雇用するにあたりワークライフバランス、働き方改革などで非常に面倒くさく、モチベーションを管理するにあたり手間もかかります。しかし外国人は、日本に出稼ぎにきている為、向上心が高く意欲的な人材も多く日本人とは異なる仕事に対する姿勢、文化が違うからこその異なる視点からの発想は組織、企業にとっては大きな刺激となります。企業のグローバル化への対応も容易に可能になるでしょう。しかし最大のメリットは若い労働力を補充できるということです。少子高齢化により日本の若い労働力の価値は年々高まるばかりで、そうした穴を埋めて余りあるものがあります。
これは企業からすると、メリットが多々あるわけで企業が抱えてている問題や課題を解決する強力な手段となります。実際にコンビニでよく見かけますよね。それだけではなく工場、介護、企業の中枢部まで外国人の方は働いていらっしゃいます。そうゆう時代がきているんです。
これによって誰が一番良くないかと言われれば日本人なんです。日本人しかいないなら給料は上っていきますが、外国人の雇用により働き口は少なくなり、給料が上がらないという悪循環に陥ります。実際に海外でも同様に外国人の出稼ぎ労働者を受け入れすぎて、自国民の求職者の就労機会を奪ってしまうということも起きています。
■落ち込む市場
先ほど述べたように少子高齢化が進み、市場は落ち込み、ビジネスチャンスは少なくなってきます。そもそも消費が落ちているのでしょうがない事実ですよね。
そうなると企業はどうしても、日本という市場ではなく、海外の市場に目を向けなければいけないというマインドになってしまいますし、海外への進出を考えているのなら、進出予定地域出身の人材を得ることで、市場調査から社員の渡航、現地の商習慣や習俗のレクチャーなど、多くの役割を期待でき大きく貢献してくれるだろう外国人労働者を雇用することが必要になり、グローバル化への対応が可能になります。『海外に強い人材=外国人労働者』が海外への事業展開に一番早く行動が取ることができるということです。
■AIという名のライバル
・機織り機による大量解雇時代と同様に、AIの登場による効率化で大量解雇の時代がきています。有名な話だと「3大銀行大リストラ時代、3.2万人分業務削減へ」というニュースが世の中を騒つかせました。
ご存じの方も多いと思いますが、みずほフィナンシャルグループが事務作業の無駄を省くことで、2021年度に8000人分、2026年度までに1万9000人分の業務量を削減すると発表した。それに加えて三菱UFJグループはデジタル技術を活用し、2023年度までに9500人分、三井住友グループも2020年度に4000人分の業務量削減ということで、3メガバンクで3万2000人分の業務量削減がなされるというわけだ。
AIの活用により不要になる業務があるとすれば、不要になる職種もあるということになる。調べてみると沢山出てきますので、興味のある方は調べてみてください。
■株式会社なのに株式というものを知らない
これだけ読んでも私はクビにならないとか思ってませんか?
株式会社とは社長のものではありません。株主のものです。
簡単にいうと、株主は利益しか興味はないのです。株主は出資しているいるので倒産されては困りますし、利益をあげてもらはなくては、出資している意味がありません。利益を上げてくれる企業だと思うから出資している訳ですしね。よって経営方針には口も出しますし、決定権もあります。
先ほども述べたとおりAIにより不要になった人材のリストラは確実に行われます。さらにコロナによって色々と不要になりましたよね。不要なものはどんどんカットされる時代になりました。
あなたの事は上司がよく知っていて配慮してくれると思いますが、株主は貴方のことは知りませんので配慮はしません。不要だと判断された人件費は今後どんどん削減されるでしょう。実際に大手企業でもリストラを行うところが続出しています。
■では生き残るためにはどうしたらいいのか
ここが一番重要です。
私たちが生き残るためにはどうしたら良いのか?それは・・・
グローバル人材になる事です。
それって何なの?と思われると思いますが、単純に英語がしゃべれるとか言語の問題ではありません。「誰もが簡単に、正確で効率的に対応でき便利に使える仕組みを作れるか」なんです。
普段の生活や、仕事をしていて「もっとこうだったら便利だな」とかないですか?それって少しづつ改善されていませんか?その仕組みを作ってる人がいるんです。それがグローバル人材です。
【グローバル人材=仕組みを作れる人材】
今現在、社会で必要とされているものは、仕組みを作って新しものに対応していくことが重要です。外国人も入ってきて簡単な誰でもできる仕事は無くなってきていますし、そして今後は「富裕層は太り中間層は細る」と言われています。世界でも実際に起こっている例を挙げると、ドバイでは平均世帯年収2600万円に対し、出稼ぎ労働者の平均年収は88万円というもはや中間層が抜けてしまっているというショッキングなデータがでています。
■まとめ
今回は、今後の近い将来どうなるのかのを話ではなく、今こうなっていますよという話です。こんな時代にスキルもなく外国人ばかりで、貴方は将来、結婚して育児をして、家を買い、車を買い、親の介護をして、老人ホームに入れて、老後に3000万円を貯金できますか?かなり難しいですですよね。いやはっきり言って無理です。でもこれが世界3位の経済大国と言われている国の現実なんです。多分ホームレスも増えますし、出稼ぎで海外に行く人も増えるでしょう。怖いですよね・・・・。
でも人は現実に起こらない限り、行動しないんです。例えば、これだけ多くの自然災害が毎年起こる日本で、それに備えて準備している人の割合はかなり低いと思いますし、ほとんどの人が準備することすら忘れていると思います。物事って起こるまでやらないんですよね。
今は自己投資か、自己破産の時代です。だから今回はこれに備えてスキルを身につけましょうって話です。じゃあスキルってどうやって何をつければいいのか?ですよね。ですがスキルをつける前に「スキルをつけるためのスキルのつけ方」が大事なので次回お話しします。